【コラム】共同開発において気を付けておきたいこと
自社の技術と他社の技術のコラボレーションは、両者の長所を引き出せれば、革新的なイノベーションを創出することができますので、共同開発は良く行われることだと思います。
ただ、共同開発は組む相手によって様々なリスクがあることも注意しなければなりません。
そのため、共同開発における共同開発契約は必須です。
では、この共同開発契約にあたって、取り決めるないといけないことは何でしょうか。
主に、以下の項目が考えられます。
共同開発の目的、研究成果の帰属・持ち分の割合、事業化の取決め、開発失敗時の責任負担、開発途上でできた改良技術の取扱い、契約解除・終了後の取扱い、紛争時の措置、損害賠償など
現実の共同開発では、状況によって事情が異なってくると思いますので、専門家と共にしっかりと検討を進めることが重要です。